今日は、私が受講したコーチングスクール主宰者のおすすめの本をご紹介します!
本自体が分厚く、「やること」がいっぱいあって、読み応え(実践しがい)があります。
正直なところ、購入してから何年も経っているのに、読了した感覚は全くないです。
読了を目指す本というよりは、「日々実践する本」という印象があります。
「自分本位」と聞くと、「自分勝手」というイメージを持つ人もいると思います。でも、この本では、積極的に「自分本位」になることをおすすめしています。
本の表紙にも、「真の『自分本位』を知れば、人生のあらゆる成功が手に入る」って書いてあるよ!どういうことなんだろう?
この本を読んで得られることは?
「他人に感銘を与えるためのライフスタイルを送るのでなく、自分が喜びに満ち溢れた人生を送る」という考え方で構成されている
数年前に買った、『selfish』(著:トマス・J・レナード)を久しぶりに読みました。この本を買ったきっかけは、私の知人が、「この本に書いてあることを実践することで、人生が大きく変わった」と紹介していたことでした。
「20年後も、こんなふうに生きているんだろうか」
「なんだか、ちょっと疲れたな…」
「自分の人生は、こんなもんじゃない」
そんな方は、一度手にとっていただくといいかもしれません。
※ 500ページを超える本なので、「一気に全部読まなきゃ」と思わずに、「少しずつ読んで、実践する本」と捉えたほうがいいと私は思います。
「真の自分本位」って、どういうこと?
「自分本位」という言葉の、新しい見方
私は普段、ボリュームのある本を読むときは「問いを立てて、その問いの答えが得られたと感じたら、一旦読書終了」とスタイルで読み進めることが多いです。
今回、私が読書する前に立てた問いは、以下の2つです。
- この本が目指しているのは何?(そもそも、本が言う「成功」って、どういう状態なの?)
- この本の中から、私が自分の人生のためにできることが1つあるとしたら、なんだろう?
『selfish』の表紙には、『真の「自分本位」を知れば、人生のあらゆる成功が手に入る』と書いてあります。
自分にとっての「成功」と誰かにとっての「成功」って違うよね。ここでは、どういう意味で使ってるんだろう?
気になるね!もう一つ気になるのが、selfishって言葉。
selfish=自分本位ってことだよね?
なんとなく悪いイメージがある言葉だけど、
この本は「selfish」になることをお勧めしてる。どういうことなんだろう?
一人ひとり、「成功のカタチは違う」からこそ、selfishになろう
私なりに読み取った、この本の言う「成功」は
『「他人に感銘を与えるためのライフスタイルを送るのでなく、自分が喜びに満ち溢れた人生を送る』こと。
そのために必要なのが、「主体的な選択をする」「自分の心身を内側から満たす」、「個性を発揮する」といったことで、本の中では、具体的な「28のステップ」として紹介されています。
selfishの著者が言う「自分本位」は、「自分勝手」ではなく、「思いっきり、自分に正直に生きること」なのだと私は感じました。
でも、そうは言っても、「自分に正直に生きる」って、口で言うほど簡単じゃない。
だからこそ、この本には、28もの「魅力の法則(OS)」と呼ばれるステップがあり、たくさんのワークでじっくり「自分に正直に生きる」行動に取り組めるようになっているのだと思います。
「これ、やってみよう」が見つかる本
究極のセルフケアとは?
私は今回、この本を読んで、一つ「あ!これ、やってない。やろう」と思ったことがありました。
それは、「究極のセルフケア」。究極のセルフケアとは、セルフィッシュになるのに一番良い方法として書かれているセルフケアのことです。
究極のセルフケアは、仕事とプライベートのバランス、健康、生活の質といった領域のコントロールを取り戻す」ことを目的としています。
「selfish」には、具体的な「究極のセルフケア」の例が何十個も載っているので、自分の取り入れやすいものを実行していくと良さそうです。
私の場合は、「1〜3年に1回、健康診断を受ける」が、1番に目に留まりました。
健康診断、何ヶ月も「やったほうがいいなあ」と思いながら、放置してたなあ。
予約、取ろ。(この記事を書いたあと、毎年秋に受診することを決めました)
たくさんワークが載っているので、自分の状態のチェックや、心身の定期メンテナンスのために読むのも良さそうです。
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